今月初めに「フラット35S」限定で復活というニュースが流れました。 東日本大震災からの復興及び省エネルギー性が優れた住宅の取得促進による省CO2対策の推進を図るため、省エネ住宅取得の金利引き下げ幅を拡大するというものです。
 しかし、目的は復興促進と全国的に住宅着工件数を増やして、経済への刺激策だと思われますが‥‥。

 【内容】補正予算成立日以降から1年程度の措置。
※ 東日本大震災の被災地について、フラット35Sで省エネルギー性が優れた住宅を取得する場合は、当初5年間の金利引き下げ幅を0.3%から1.0%に拡大する。
※ 被災地以外の地域について、フラット35Sで省エネルギー性が優れた住宅を取得する場合は、当初5年間の金利引き下げ幅を0.3%から0.7%に拡大する。
又、住宅エコポイントも再開する。(対象機関は1年間。開始時期は調整中)

 

【ポイントの発行対象】
 Ⅰ・エコ住宅の新築<工事内容>
① 省エネ法のトップランナー基準相当の住宅
② 省エネ基準(平成11年基準)を満たす木造住宅
 被災地:一戸あたり30万P  その他地域:15万P
 (太陽熱利用設置は、2万P加算)

 Ⅱ・エコリフォーム<工事内容>
窓の改修工事、外壁、天井、屋根又は床の改修工事
一戸あたり30万Pが限度
工事内容に応じて2千~10万P   耐震改修は15万P

 8月の民間住宅ローン利用者で、変動金利を選択した方が53%とその他を圧倒しているそうです!確かに1%を切る変動金利住宅ローンは魅力がありますね。

 このまま低水準が続けば「総返済額」が将来に渡って大幅に少なくて済みます。ただし、変動金利にはもちろんリスクもあります。将来的に金利上昇が起こった場合に返済額が高くなるというリスクがあります。
ある人はリスク分散する為にまず変動金利でローンを組み、金利が上昇した場合は固定金利型に切り替える。という方法を選択するのも一つの方法であると回答しています。