コーヒーというと、何となく体に良くないと思ってる人も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?事実、20年ほど前までは、ガンの発症率を促す可能性があると疑われていたのです。しかし、最近の研究では、逆にガンの予防に有効だということが解ってきたそうです。

 この前も、新聞に「コーヒーが血栓抑制!」という記事を見ました。 一杯のコーヒーが、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈血栓性疾患の発生予防に役立っているかも知れない。そんな可能性をうかがわせる研究結果が東海大医学部をはじめ、あちこちでまとめられ、コーヒー科学セミナーで発表されています。

 専門的なことは分かりませんが、コーヒーの成分が血小板の機能を阻害して血栓をできにくくする直接効果とともに、動脈血栓性疾患の予防につながっている可能性があるそうです。又、女性でもコーヒーを毎日3杯以上飲む人は、飲まない女性よりも子宮ガンになるリスクが大幅に下がることが、国立がんセンター予防研究部の大規模追跡調査で分かりました。同時に同センターからは、肝臓ガンの発生リスクが低いという結果も出ています。米医師会誌(JAMA)は、コーヒーを飲む量が多い人ほど、糖尿病にかかる危険が小さくなるとするフィンランド国立公衆衛生研究所の調査結果を伝え、更に三越総合健診センターは、コーヒーは脂肪肝の発生を抑えられる可能性ありと発表しています(脂肪肝予防には、一日2~3杯の量は減らさないよう勧めています)。  筑波大学の研究チームは、アルツハイマー病の治療や予防に効果があることを動物実験で確かめました。

 このような研究結果等からみて、ある教授は「人は血管とともに老いる」と言われるように、高齢化に伴って脳梗塞・心筋梗塞・動脈硬化が増えており、予防はますます重要になっている現在、その予防にコーヒーは寄与し得るのではないかと話しています。

 このようにコーヒーは生活習慣病等に有効だということが分かってきました。しかし、「摂取し過ぎて体に良いもの」というのは、コーヒーに限らずほとんどと言って良いことはありません。あらゆる事に言えますが、ほどほどに楽しむのが良いのではないでしょうか。