各金融機関は
日本銀行が2024年8月から
政策金利を0.25%引き上げたことを受け、
8月下旬から10月下旬に短期プライムレート(以下短プラ)を改定し、
0.15%の金利引き上げを行いました。
金融機関に金利引き上げ状況を調査したところ、
短プラに連動する融資は順調に利上げは進んでいるようですが、
固定金利型融資は
金利引き上げ交渉が難航しているようです。
日本銀行は、
さらに2025年1月に政策金利を0.25%引き上げ、
0.5%したことにより
多くの金融機関の短プラがさらに0.25%引き上がります。
変動金利型の融資であれば
お客様に契約の説明をすれば済みますが、
固定金利型の融資は金利引き上げ交渉が必要となり、
金利交渉を経験したことのない社員にとって
難易度が大きく変わります。
したがって、今後も金利上昇が見込まれる現在、
新規融資はできる限り
変動金利型の融資に誘導したいようです。