取引先訪問時で感じる経営悪化時の予兆を、
ヒト・モノ・雰囲気の3つに分類して
主なものを解説します。
【ヒトに関する経営悪化の予兆】
①社長の健康状況
中小企業=経営者である企業は多く、
会社全体のかじ取りを行う社長の健康状態には
気を付けておきたいものです。
もし
社長が自身の健康についての懸念を口にしたら、
それは事業承継に関するサインかもしれません。
そのサインを放置すると、
突然の経営悪化となるケースもあるので注意
②社長が午前中に出社していない
経営悪化の予兆として、
社長が午前中に出社しなくなったり、
予定や行き先が分からない
外出が増えたりする傾向があります。
特に、
午前中に社長がいないことが増えた場合は要注意。
資金繰りによる心労を払拭するために深酒をして、
朝 出社できない経営者を何人も見てきました。
③社長や経理担当者の頻繁な外出
社長や経理担当者に
アポが取りづらくなった時には要注意。
経営者自身や経理担当者が資金繰りのために
取引先や金融機関回りを行っていることがあります。
いつもは会社に行けば会えるはずの社長が、
会社にいるのをほとんど見なくなる、
不在の時間が長くなるようなことも
経営悪化の予兆として注意しています。