今回は、物的担保についてご説明します。
物的担保とは、
特定の財産または権利を担保とするものです。
物的担保はさらに、
- 典型担保物件
- 非典型担保物件
に区分されますが、ここでは典型担保物件について
詳しく見ていきたいと思います。
典型担保物件は、
①法定担保物権
②約定担保物権 とに分かれます。
ここでは、みなさまおなじみの約定担保物権の中の
抵当権についてご説明したいと思います。
抵当権とは、
金融機関が債務者の土地・建物などの不動産を担保とした場合に
認められる権利です。
金融機関(債権者)は担保提供者(抵当権設定者)に、
担保の目的物を使用されるものの、
債務者が融資金を弁済しない場合には
競売などでその担保物件を売却し、
その代金から優先的に弁済を受けることができます。
次回はこの抵当権について
より詳しく解説したいと思います。