今回は、人的担保についてご説明します。

人的担保とは、

保証契約に基づき保証人を取ることです。

      

保証人の特定の財産が担保の対象になるのではなく、

保証人の全財産が貸出債権の限度で担保されます。

     

保証契約は、

債権者である金融機関と

保証人の契約によって成立します。

      

債務者が債務を履行しない場合、

保証人が債務者に代わって

債務を履行しなければなりません。

人的担保には、経営者保証と第三者保証がありますが、

近年は経営者保証改革プログラムや

23年4月からの改正監督指針が打ち出されるなど、

経営者保証に依存しない融資が求められ

人的担保は大きく制限されています。

     

次回は、物的担保についてご説明します。