金融機関が融資を行う際は、
企業や個人の属性や業況のほか、
融資先の資金使途や償還能力、
業況変化への対応力などのついて
十分な検討を行います。
なぜなら、
融資金の原資は預金であり、
金融機関においては
預金者保護や信用秩序維持のために、
融資金の回収は確実に行わなければならないからです。
しかし、現実には
・不況などの外部環境の変化
・取引先の倒産
等により返済が滞る事態が発生します。
このような場合でも
融資金を確実に回収するための
債権保全手段として取るものが担保です。
担保の種類は、
人的担保と物的担保に大きく分けられます。
次回は、人的担保についてご説明します。