前回のコラムで、銀行は融資先の何を審査しているの?
について触れましたが、
その中で30%は定性分析によってなされます。
と、記載しました。

今回は、その定性分析(定性評価)の内容について、説明をさせていただきます。

1.外部環境
・会社が属している業界のマーケットにおいて、
その市場規模や市場動向によって、
成長市場か衰退市場なのか?
・業種的に特別な要素はあるのかどうか?
・競合状態は穏やかであるのか、
それとも過当競争になっているのか?
・景気動向への適応度合いはどうか?
・会社のある地域の特性はどうか?

2.内部環境
・現在の営業基盤は盤石なものか、
主要な取引先はどこか?
・業界・地域での会社が占めるシェアはどうか?
・会社の業暦は何年か?
・販売力や技術力はぬきんでているか?
・差別化商品を有しているか?
・組織や社内体制はきちんとしているか?
モラル(※1)とモラール(※2)はどうか?

(※1)社内の秩序・品行など
(※2)職務遂行の意欲など

上記の1~2が定性分析の項目です。
銀行は、中小企業については、
会社の財務状況のみならず、
会社の持っている技術力、販売力や成長性等も
踏まえて判断しています。

(次回は「経営力」の評価)