決算書は、
企業の一定期間の事業実績や
期末の財務状態を示しており、
経営者にとっては
自身の成績表とも言えるものです。
金融機関の担当者は、
下記のようなことをチェックしています。
1.総資産が増加しているがどのような事が要因か
2.現金・預金が増加している要因は
3.売上債権が増加しているがなにが要因か
4.在庫が 増加している要因は
5.機械装置が 増加しているが要因は
6.仕入債務が減少しているが要因は
7.長期資金は収益で返済できているか
8.売上が減少している要因は
9.売上原価の減少要因は
10.販売・管理費が増加しているが要因は
11.営業利益率の改善要因は
借入の申し込みをすると、
必ず二期分や三期分の提出を求められます。
内容を時系列で比較することで、
実態との乖離がないか、
粉飾決算となっていないか
等を金融機関は確認しているのです。