1.戦略的・体系的に考えられる
課題が5つのうちどこにあるのか? そしてその優先順位をつける。
2.効果測定が出来、アイディアだしのツールになる。
5つの数字は、全て数値化できます。
ある施策を採用したあとに、どのくらい効果があったのかを数字で評価できます。
勘と経験のマーケティングをすることにより、効果・効率を最大化できます。
客数 × 客単価、は誰でも考えます。
しかし、客数を新規 ? 流出?と考える発想は中々出来にくいのです。
流出顧客防止策が非常に効果的な対策として使われるのは、
顧客を、新規顧客と流出顧客に分けて考えることが出来たからだと思われます。
3.小手先のテクニックには限界がある。
「△△すれば売れる」「○×さえすれば儲かる」そんな刺激的でそそる本が、
書店にたくさん並べられています。
短期的にはそれでもいかも知れない…
しかし、テクニックだけではダメです。すぐ真似されます。
そもそも、誰にでも通用する万能のテクニックなんてありません。
その意味で、「○×だけやればいい」という売り文句は、ある意味ウソです。
しかも多分意図的だからこそ悪質かも…。
「○×も、やればいい」でもそれがある時、うまく行かなかったら…
例えば、
・今までは個別訪問の営業で売れていたのに、売れなくなった…
・昔は売れていた商品が、売れなくなってきた…
・常連さんが離れてしまった…
・チラシがある頃から効果が落ちてきた…
そんな時は何かがおかしくなったのです。
おそらくは環境の変化に対応出来なくなったのではないかと思われます。
その場合は、戦略を見直してみる必要があります。
戦略が一晩考えただけで出来るわけがありません。
出来たとしても、それは、つまり誰かに一晩でマネされる戦略でしょう。
戦略というのは考えに考えて出来るのが 戦略です。
そうしてこそ、マネの出来ない強みになるものと思われます。
・マーケティング戦略の本質は差別化です。
この差別化ポイントは、価格、製品、サービス、立地など色々ありますが、とにかく差別化です。
4.頑張っているのに報われない…?
それは、多分戦略が間違っているのでは?。
5.戦略が実行されない…
それは多分戦略が日常業務と乖離しているからでは。
6. 戦略を実行しても効果がない…?
そもそも効果をどうやって定義しどうやって測定するのか分からないからでは?。
7.最後に、
戦略と売上には密接な関係があります。売上5原則の定義だけでは不足です。
戦略と売上は表裏一体でなければいけない。
マーケティング戦略を無理なく見直してみれば、みな単純ツールで、
言われてみれば・・・・・の卵でしょう。
しかし、単純ツールほど奧が深いということも頭に置いておく必要ありです。