皆さんもストレス解消には相当悩んでいるものと思います。私も色んな本を読んだりストレスにかからないように頑張っているところです。

 先日、健康アドバイザーの人の本を読んだので、少し紹介します。

 ストレスとは、心身の外側から何らかの力が加わり、ひずみを生じることですが、環境の変化、仕事の悩みや苦しみ、家族や友人との人間関係、経済的な不安、競争心などが、我が身に降りかかるとストレスになり得ます。
 人間の体は、内蔵の調節をしている自律神経、ごく少量で心身の調節を行う内分泌系、細菌やウイルスから体を守る免疫系が相互にかかわり合い生命を維持しています。ところが、ストレスが続くとこの生命維持の機構がスムーズに働かなくなります。
 また、ストレスにより、心身に色々な不調や異常が現れることもあります。高血圧、糖尿病などの生活習慣病の発症や悪化、胃潰瘍や過敏性腸症候群など消化器の疾患。頭痛、めまい、肩こり、睡眠障害、うつ病、生殖器の障害も起こります。
 さらに、受けるストレスの規模や期間は、がんの発症にかかわると考えられています。脳梗塞、脳出血、心筋梗塞など生命にかかわる病気も、発症のリスクが増加します。
 ストレスは趣味などで上手に発散するのが理想です。それ以前に、まずは一人で悩みを抱え込まない、精神的に辛いときはせめて体は休ませて楽にする。考え方を変えて物事を楽観的に見る、不快なことはなるべく避けるなどを心掛けましょう。

 このようにストレスが心身に与える影響は、非常に大きいので、生きている限り誰でもストレスはあります。大空でも見て、気持ちにゆとりをもって上手に回避していきたいものです。