住宅ローンの審査基準には年収や職業などの属性だけでなく、
土地の担保評価も含まれる。
土地の価格には、
・公示価格
・基準地域標準価格
・相続税評価額(路線価)
・固定資産評価額の4つがあります、
万が一、お客様が住宅ローンの返済が困難な状況になった場合、
金融機関は担保となる物件を売却して借入額を回収するため、
担保となる土地の評価額は重要といえます。
金融機関の担当者は、
お客様が土地を購入する際には次のポイントを確認しています。
①建築基準法に違反していないか
(2025年4月に改正のため要確認)
②土地の境界が明確か
③有効宅地面積が十分か
④周辺の環境は良好か
⑤自然災害に対して安全か
しかし一部のお客様は、
実際の収入や適正な借入額よりも過大なローンを希望することがあります。
過大なローンを希望するお客様には
次のようなアドバイスをしています。
1.返済計画の見直しを検討する
2.ライフプランを考慮する
住宅ローンは長期の返済となるため、
お客様の想定する
将来的な収入減や教育資金、老後資金も考慮するように伝える。
3.金融機関の審査基準を伝える
金融機関は無理な借入れを認めないことを説明し、
審査のポイントを共有する
このように住宅ローンの審査は、
年収のほかにも属性やライフプラン、物件の評価額など、
様々な角度から行っているようです。