債務の再編・見直しを検討する際に
必須の書類となるのが
「借入金一覧表」です。
決算書の付属明細で
調べることもできますが情報量が少ないため、
できる限り
「借入金一覧表」を作成した方がいいでしょう。
「借入金一覧表」には、
現在残高、残返済年数、
毎月元金返済額、金利、資金使途等を記載し、
前期の「借入金一覧表」も作成しておくと、
比較検討が可能となるのでなおよいと思います。
1.借入過多ではないか
(一般的には、借入が年間売上高の50%を超えている場合は、
借入過多と言われます。)
もちろん業種によっても当然違ってきます。
借入過多になっていると判断されれば、
条件変更を考えた方がいいと思います。
2.他行庫と交渉不要な借換対応をまず検討
他の金融機関との協調が
求められる可能性がありますので
まずは複数の融資をまとめる
一本化から考えるといいでしょう
コロナ融資の返済が始まって
返済額が増え
資金繰りが厳しくなってきている場合には
早めに
取引金融機関に相談することをお勧めします。