企業間の取引の決済に使われる約束手形について、
政府は、
5年後の2026年をめどに
利用を廃止するよう呼びかけることになりました。
約束手形とは、
みなさんご存じと思いますが、
代金を支払う「振出人」が、受取人に対して、
期日に手形に書かれた金額の支払いを約束する
紙面(証券)のことで、
手元に現金がない時に支払いを猶予してもらい
資金繰りの負担を軽減する
手段として用いられてきました。
次回からは、
約束手形を廃止するために、
どのような課題を解決し、
どういう動きがあるのかを
紹介していきたいと思います。