「k・Y」という言葉を知っているでしょうか?
今、若者たちの間で流行っている言葉で、空気が(k)・読めない(Y)ことを略して言うらしい。私自
身もつい最近、雑誌でこのKYという若者言葉を知った一人です。

 少し紹介します。若者の、特に高校生の隠語は往々にしておかしなものです。そこに反応して
批判するつもりは全くありませんが、他人に依存せず、自立したいと感じる年齢で、そんなに周り
を意識し過ぎることのないのに、とも思います。もっと独創的に動いて欲しいなぁと思うときもあり
ます。

 世の中を作るのは、個性的な人間が多い。天才と言われる人は、周りの空気を意識してびくび
くしているタイプではないと思います。空気を読むことはとても大事なことであり、皆さんもそれが
出来なくて失敗したことも多いのではないでしょうか?

訪問先の社長が忙しいから早く帰れと何気なく自分に信号を送っているのにもかかわらず、それ
に気づかず長話をしたり、又は興味のない話を続けて相手をしらけさせたり、仕事やプライベート
にかかわらず、空気を読めずその場をしらけさせてしまったり嫌われたりした経験は誰でもあるに
違いない。

 空気を読めない人は、人を見ていない、人の話を聞かない、その場全体を把握していなことが
多い。相手が何を望んでいるのかを察知し、周りをしっかり見ていれば、場違いな発言や態度を
とることはないだろう。でも何故「KY」という言葉が流行ったのでしょうか。それだけKYな人が増
えているのだろうか。 世代を問わず空気が読めないのは、致命的な模様であるが、まぁ確かに
空気が読めないで出世した人は知らない。正直言って、私としては他人とは違うけど、周りの空
気を壊さず、いい意味での個性が出せる人間になりたいものです。

 平均的人間って、どこかつまらないですよね、出過ぎる杭は打たれない!そんな乗りで行こう
ではありませんか。大事ですね「k・Y」って!