日本を元気にする 新施策
「キャッシュレス・ビジョン」
・キャッシュレス決済とは、
代金の支払を
クレジットカードや電子マネー、口座振替などお金(紙幣)を使わずに決済すること。
すでに
飲食店や店でのキャッシュレス支払い、
電車、バスの運賃、電子マネーや税金の銀行口座振替で引落など、
既に多くの場合に行われている。
・キャッシュレスがもたらす効果は、
事務の合理化や取引の安全だけでなく、
経済の活性化や国際的な広がりなど極めて広範囲に及ぶ。
経産省も「キャッシュレス・ビジョン」を掲げて推進を目指している。
1.日本のキャッシュレス決済
海外諸国と比較して、キャッシュレス化が十分に進展していない。
キャッシュレス決済の安全性・利便性の向上や事務手続きの効率化、
ビッグデータの活用による販売機会の拡大を図ることが求められている。
世界各国のキャッシュレス決済比率は、韓国が89.1%、中国60.0%、
イギリス54.9%、アメリカ45.0%、フランス39.1%に比べ、
日本は18.4%と大きく立ち遅れている。
特に、中国はQRコード決済が普及し急速に進んでいる。
2.キャッシュレス決済の種類
支払い手段としては、現段階では次のようなものが上げられる。
・クレジットカード
・電子マネー
・デビットカード→口座から即時引き落としされる
・モバイルウォレット→スマートフォンを利用して仮想通貨を管理する方法
キャッシュレス支払い手段は、
事業者や消費者のニーズによって多様化している。