新型コロナの影響で売上が急激に落ちたり、
取引先からの報酬の支払いが遅れるケースが増えています。
ファクタリングとは、
企業の持つ売掛金や受取手形などの売掛債権を、
金融機関が支払期日より前に買い取ることで
早期に資金化する仕組みのことをいいます。
融資の場合だと、
審査から入金までに1週間程度かかりますが、
2者間ファクタリングなら、60分~1日以内で
入金してくれるサービスが存在します。
このように
他の資金調達方法に比べて着金までのスピードが早いため、
急な資金需要に対応できることが、
注目されてきた理由です。
ファクタリングは、
大きく分けると「買取型」と「保証型」に分かれます。
「買取型」とは、
企業の持つ」売掛債権を金融機関が
支払期日より前に買い取ることで早期に資金化しますので、
借入に近いといえます。
「保証型」とは、
売掛先の倒産などで
売掛金の回収が不能となった場合に代わって
資金を支払ってもらうため、保険に近いといえます。
次回は、「買取型ファクタリング」と「保証型ファクタリング」の
メリット・デメリット等をご紹介します。