こんにちは。

Y点の改正について5回目です。

今回は営業キャッシュフロー(絶対額)について御説明させていただきます。

この指標は、営業活動により獲得したキャッシュフローの大きさを1億円単位で示した指標です。

キャッシュフローとはお金の流れの事で、一定の期間中にどのくらいお金が入り、

どのくらいお金がでていったかを見て、その差がキャッシュフローの額となります。

計算式は次の通りです。

営業キャッシュフロー/1億円  (2期平均)

分母が1億円という事で1億円以上のキャッシュフローが無いと他社との差別化は図れません。

つまり営業キャッシュフローが0~1億未満の企業については、みんな一緒という事です。

逆に営業キャッシュフローがマイナスの企業についても、0~マイナス1億未満の企業については、

みんな一緒という事になります。

営業キャッシュフローの計算式は次の通りです。

営業キャッシュフロー=経常利益+減価償却費±引当金増減額-法人税住民税及び事業税±売掛債権増減額±仕入債務増減額±棚卸資産増減額±受入金増減額

なかなか1億円以上の営業キャッシュフローを獲得するのは難しいですね。