こんにちは。
今回は、個人事業者が、法人化した場合の許可と入札資格がどの様に取り扱われるかを説明します。
前提条件として
個人事業者は建設業の許可、入札参加資格の両方とも持っている場合。
一番大事なことは、
法人化への事務処理が完了するまでは、入札参加資格が停止されます。
以下具体的な事務手続きの流れを説明します。

1:必ず法人化する旨の連絡を管轄の土木事務所へ行って下さい。

2:法人設立する。

3:個人の建設業許可の廃業届を提出
この段階で入札参加資格が停止となります。

4:法人の建設業許可申請書の提出 2f211458.gif

5:入札参加資格承継申請書の提出(条件があります)

6:法人の建設業の許可がおりる。
4~5まで約1~2ヶ月

7:経営状況分析申請書の提出

8:経営状況分析結果通知書がくる。
7~8まで1~2週間

9:経営規模等評価申請書・総合評定値請求書の提出(経審の事)

10:経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知がくる。
この段階で5で提出した入札参加資格承継の承認が行われ
入札参加資格停止解除の通知がくる。
なので、法人化を行う場合には最低2~3ヶ月の期間は入札に参加出来ない事を覚えて置いてください。

ご不明な点が有れば税理士法人川中経営までメールにてご質問下さいませ。