こんにちは。

今回は、「知識及び技術又は技能の向上に関する取組の状況」=W10の新設に関するお話です。

2021年4月以降、技術者のCPD単位取得が加点の対象になります。

このCPDとは何か?

CPDとは「技術者の継続教育制度」の事を言い、

この制度を利用するためには、まずCPDを実施する団体(27団体)へ加入します。

その後、建設業に関する団体の認定する講習やセミナー等を受講し、学習時間をCPD単位として技術者に付与。

付与されたCPD単位が加点の対象になるという流れです。

CPD取得単位数は、審査基準日以前1年間に取得したCPD単位になり、「CPDの学習履歴証明書」(CPDの実施団体で発行可能)が裏付け書類となります。

また、技術職員の加点と同様に「審査基準日前6ヶ月を超える常勤確認」も必要になります。

建設業経理事務士の加点要件に、登録後講習受講が追加されたのと同様に、今回の改正は、技術者が「継続的に学習経験すること」を重要視しているようです。

次回は、「CCUS(建設キャリアアップシステム)能力評価基準」に関するお話です。

これも加点の対象に加わりました。

最後までお読み頂きありがとうございます。