こんにちは。
今回は、個人事業主から法人成りして建設業許可を受ける場合のお話です。
令和2年10月から建設業許可が改正され、個人事業主が法人成りしても許可を引き継ぐことが可能になりました。
引き継ぐ方法は次の2通り。
1.法人の設立前に個人事業主と発起人において譲渡契約を締結する場合
(※福井県はこの制度は利用できません)
2.法人の設立後に個人事業主と法人で譲渡契約を締結する場合
この制度を利用するメリットは、
・個人時代の建設業許可番号が引き継がれる
・建設業許可の空白期間がなくなる
・新規の申請で必要となる審査手数料9万円が不要になる
ただしこの制度を利用する場合は、注意すべき細かい論点もありますので、事前に弊社にご相談ください。