こんにちは
令和5年8月1日より施行された、
経営審査の建設業キャリアアップ(CCUS)の加点について、
説明します。
経営審査における、その他審査項目としては、
【建設工事に従事する者の就業履歴を蓄積するために必要な措置の実施状況】の欄です。
◆経営審査の加点の計算方法(W10)
登録する工事の内容点数が変わります。
- 直近事業年度に施行した審査対象工事の内、民間工事を含む全ての工事につい登録対応15点
- 直近事業年度に施行した審査対象工事の内、全ての公共工事につい登録対応 10点
- ※なお、審査年度内に対象工事が1件も無い場合は、加点はありません。
◆登録が必要な審査対象工事とは
登録が必要な審査対象工事とは、審査基準日以前1年以内の元請工事です。ただし、下記の5項目の工事は登録対象外となっています。
- 日本国外の工事
- 建設業法上の軽微な工事
- 1件の請負金額が500円未満の工事(建築一式の場合1,500万未満)
- 建築一式工事のうち、面積が150㎡未満の木造住宅工事
- 災害応援・復旧工事(防災協定に基づく工事)
公共工事等の件数によりますが、加点を受けるのであれば、運用の手順等を定めておく必要がありますので、ご注意下さい。