こんにちは。
今回は、建設業許可に必要な、経営業務管理責任者・補佐する者について、 説明します。
通常、経営業務管理責任者は、常勤役員で５年以上の役員歴が必要ですが、 別に、常勤役員等を直接に補佐する者がいる場合は、 ５年未満でも、要件を満たします。
１． 常勤役員の要件とは
①建設業の取締役の経験年数２年 ＋ 役員等又は役員等に次ぐ職制上の地位３年
②建設業の取締役の経験年数２年 ＋ 他業種の取締役３年
２．常勤役員を直接に補佐する者の要件とは（常勤役員とは別の方が対象です）
業務内容は下記の３種類です。
①財務管理、労務管理、業務運営 ①財務管理（資金繰りや、外注先への支払いなど）
②労務管理（従業員の給与管理など）
③業務運営（会社の経営方針や、運営方針の決定に関与）
ただし、 補佐する者の業務の指示体系 社長や常勤役員等から、直接指示を受けていることが必要です。 社長 ⇒ 工事部長 ⇒ 本人 のような指示系統は、 該当しませんので、注意が必要です。
組織図や業務規程等の確認資料が必要になります。
