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今回は実務経験による監理技術者の資格要件について説明します。

◆実務経験による資格取得の工事業種は22種に限られます。

指定工事業以外 大工工事、左官工事、とび・土工工事、石工事、屋根工事、タイル工事、鉄筋工事、しゅんせつ工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、機械器具設置工事、熱絶縁工事、    電気通信工事、建具工事、水道施設工事、消防施設工事、清掃施設工事、解体工事

なお、指定工事業(7種)については、一級国家資格が必要です。 土木工事、建築工事、電気工事、管工事、鋼構造物工事、舗装工事、造園工事

◆必要な実務経験は、2項目あります。

①実務経験

請負金額、元請、下請工事等を問いません。 必要な経験年数は、卒業学科や国家資格等によって変わります。

②指導監督的実務経験

こちらは、①実務経験とは違い、対象の工事の要件が厳しくなります。 ・元請工事であること・請負代金が4,500万以上であること。 ・工事現場主任者や、工事現場監督者等であること ・経営審査時の工事経歴書には、その工事業種で記載があること ・必要な実務経験年数は、2年以上であること(上記の①実務経験と重複は可能です)

特に、機械器具設置工事の監理技術者は、対象の国家資格が無い為、他の工事業種と比べると ハードルは高くなりそうですね。