こんにちは。

前回に引き続き、施工管理技術検定の受験資格制度の改正について、取り上げます。

改正による注意点としては2つあります。

①一次検定合格後の実務経験

従来では、学校卒業後の実務経験が要件でしたが、

新制度では、一次検定合格後の実務経験が必要になります。

合格前の実務経験は対象にならないので、注意が必要です。

1級の一次検定に合格すると、1級施工管理士補が取得出来ます。

以前のコラムでも説明しましたが、1級施工管理士補は経営審査の加点対象になります。

②二次検定の受験資格

新制度では、一次検定に合格しないと、二次検定を受検できません。

一次検定に合格していない方が、二次検定を受検しようとすると、

一次検定合格に加え、合格後の実務経験が必要になります。

令和6年度から令和10年度は移行期間のため、

旧受験資格(卒業後の実務経験)と新受験資格のどちらかを選択することになります。

詳しくは国交省のHPを御覧下さい。

https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/001707687.pdf