こんにちは。

今回は、経審においての営業年数のカウントの仕方について御説明します。

ご存じの様に経審では、営業年数も加点の対象となります。

営業年数は、建設業許可又は登録を受けた時より審査基準日までの期間で、
そこから休業期間、廃業期間、許可切れ期間等は除外して求めます。
 
W2項目の計算方法は、(営業年数-5)×2」で計算します。
(営業年数が5年未満の企業は0点、上限は60点で35年以上の営業年数があっても上限60点)
 
例えば、
     営業年数15年の会社の場合
W2項目で(15-5)×2=20点
W点で 20点(W2)×10×190/200=190点
P点換算すると28.5点となります。
 
     営業年数が35年以上の会社の場合
W2項目で上限の60点
W点で60点(W2)×10×190/200=570点
P点換算すると85.5点
 
20年の営業年数の差で、現経審ではP点で57点の差が生じます。
 
小さくても業績の長い会社にはかなり有利と言えるでしょう。
 
将来的に公共工事受注を考えている建設業者さんは、
許可の要件に該当したら早い段階で建設業許可を取得した方が有利ですね。