こんにちは。

今回は、法人成りと経営審査との関係に関するお話です。

まず、「法人成り」とは、

個人事業者が法人を設立して、法人にて営業を行うことをいいます。

法人成りした場合、一定の条件を満たせば、経営事項の1部の項目について承継することができます。

もちろん、承継しないで申請することも可能ですが、経営審査の点数が下がってしまいます。

なので、通常は承継することを選択することになります。

承継できる項目とは、

「完成工事高」、「平均利益額」、「営業年数」、「経営状況」の4項目です。

承継できる一定の条件とは、

① 個人事業主が建設業を廃業すること。

② 個人事業主が資本金の50%以上を出資して設立した法人であること。

③ 個人事業主の事業年度と法人の事業年度が連続すること。

④ 個人事業主が法人の代表取締役に就任すること。

以上です。