8月23日(金)~8月24日(土)にグランディア芳泉にて、
協同組合さわやかグループ主催の夏期講座(第30回「かわなか塾」共催)が開催されました。
今回は、下記の2名をお迎えし、32人の参加者は熱心に耳を傾けていました。
講演 「どうなる消費税・相続税-増税と対策-」
講師 富山短期大学名誉教授
税理士法人川中経営会長
川中 清司氏
講演 「アベノミクスと地方経済の行方」
講師 仁愛大学準教授(時事問題・新聞・メディア)
元福井新聞取締役編集本部長、論説委員長
四戸 友也氏
1.「どうなる消費税・相続税-増税と対策」 川中清司氏
消費税の増税、相続税の基礎控除の見直しなど私たちの生活に直結することで
ありながら、なかなか理解しにくい内容をわかりやすい事例をふまえながら解説
していただきました。
増税だけでなく、「相続税精算課税」や「祖父母から孫・子への教育資金の贈与
の非課税制度」など増税に対する対策なども講演されており、今後の節税対策に
生かせる内容でした。
2.「アベノミクスと地方経済の行方」 四戸友也氏
デフレ脱却を目指した「アベノミクス」は、目標を明確に示したことで国民の高い
指示を得ました。その「アベノミクス」が地方経済に与えた影響などをわかりやす
く解説していただきました。
地方経済も輸出産業はいいが、長い円高不況のなかで輸出産業は海外に製造拠点を
移してしまい「アベノミクス」の恩恵を受けたところは少なくない。多少高額商品
は売れるようになったが地方にはなかなか波及してこないなど、地方経済にはなか
なか恩恵が受けられないのが現状だそうです。
また、「異業種交流」という出会いが新たな産業を生み出し、地方経済の未来を
開いていくとの言葉が印象的でした。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。