従業員の退職金の確保のため、中小企業退職共済(中退共)制度に新規加入すると、国から助成されます。

中退共制度は、事業主が中退共と契約を結び、月々の掛金を支払います。
従業員が退職したときは、その従業員に中退共から退職金が直接支払われます。
なお、月々の掛金は全額経費となります。

中退共制度に新規加入する事業主に、掛金月額の2分の1(従業員ごと上限5,000円)を加入後4ヶ月目から1年間、パートタイマー等の特例掛金月額(掛金月額4,000円以下)加入者についてはさらに上乗せ(例:掛金月額3,000円の場合は400円)されて助成されます。

また、掛金月額が18,000円以下の従業員の掛金を増額する事業主には、増額分の3分の1が増額月から1年間、助成されます。

(なお、同居の親族のみを雇用する事業主など、一部の事業主は助成の対象となりませんので、ご確認ください)

 

退職金の支払いは高額になる場合もございますので、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。