ものづくり補助金は、中小企業・小規模事業者が新製品の開発や生産性向上のために必要な機械設備やシステム導入にかかる費用の一部を国が支援する補助金制度です。製造業だけでなく、商業やサービス業も対象となっており、幅広い業種の事業者様が活用可能です。

2025年変更内容
2025年度のものづくり補助金では、より使いやすく支援効果の高い制度となるよう、以下のように内容が変更されました。

1.枠組みの見直し
これまで複数あった補助枠が「製品・サービス高付加価値化枠」と「グローバル枠」の2つに整理され、申請しやすくなりました。特にオーダーメイド枠は廃止され、制度がシンプルに。​

2.補助上限額の引き上げ
補助上限が大幅にアップし、従業員数や事業内容に応じ最大4,000万円まで補助を受けられます。これにより大型の設備投資や新規事業への挑戦がしやすくなりました。

3.補助率の拡充と特例導入
最低賃金引き上げなどの賃上げ要件を満たした場合、中小企業に対しても補助率2/3の特例が新設され、より有利に活用できます。​

4.採点基準の強化
DX認定企業や健康経営優良法人の認定が加点対象に加わり、賃上げ目標の達成度合いなどによる加点・減点体制が一層厳格化されました。​

5.申請プロセスの変更
一定規模以上の補助金の申請にはオンラインによる口頭審査(約30分)が必須となり、申請内容の説明機会が設けられました。​(不参加の場合、採択取消)

これらの変更により、より高い生産性向上や賃上げ効果を重視した支援が行われる見込みです。

22次の公募期間  令和8年1月30日 17時まで
※申請にあたって、事前にGビズIDプライムアカウントの取得が必要です。

詳細は下記ホームページをご確認下さい。
ものづくり補助金総合サイト
https://portal.monodukuri-hojo.jp/