» ●特定求職者雇用開発助成金（成長分野等人材確保・育成コース）要件緩和

2024年10月1日から特定求職者雇用開発助成金（成長分野等人材確保・育成コース）の要件緩和

10月より特定求職者雇用開発助成金（成長分野等人材確保・育成コース）の要件が緩和され、より利用しやすくなりました。

この助成金は、２つのメニューがあり、就職困難者を業務経験のない職種で雇い入れた際、下記メニューに該当する取組を実施すると、通常の１．５倍の助成を受けることができます。

①成長分野メニュー
・成長分野（デジタル、グリーン）の業務に従事する労働者として雇い入れ、雇用管理改善や能力開発を行うもの

②人材育成メニュー
・人材開発支援助成金に基づく50時間以上の教育訓練を行ったうえで、雇入れ時より5％以上の賃上げを行うもの

●①と②のメニューに共通した見直し

見直し前	見直し後
過去に通算１年以上の就労経験が無い場合	過去５年間に通算１年以上の就労経験がない場合と期間を限定
パート・バイトでの就労も就労経験に含む	パート・バイトの就労は就労経験がないものとして扱う

●人材育成メニューの見直し

見直し前	見直し後
実施する教育訓練は５０時間以上であること	厚生労働大臣の指定する教育訓練給付の指定講座のうち、公的職業資格の取得を目的とした訓練は５０時間未満でも対象とする

教育訓練給付の指定講座は、以下より確認できます。
https://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku

●特定求職者雇用開発助成金（成長分野等人材確保・育成コース）要件緩和