平成31年4月より人材確保等支援助成金に「働き方改革支援コース」が新設されました。
このコースは、働き方改革に取り組む上で、人材を確保することが必要な中小企業が、新たに労働者を雇入れ、一定の雇用管理改善を図る場合に助成されます。
なお、「働き方改革に取り組む中小企業」とは、時間外労働等改善助成金(時間外労働上限設定コース、勤務間インターバル導入コース、職場意識改善コース)の支給を受けた中小企業のことをいいます。
助成金受給までの流れは、以下の通りです。
①時間外労働等改善助成金の支給決定通知書の交付を受けた中小企業が
雇用管理改善計画を作成・提出
↓
②認定を受けた①の計画に基づき、
新たな労働者の雇い入れ及び雇用管理改善(人材配置の変更、労働者の負担軽減等)を実施
↓
③計画達成助成の支給申請
雇い入れた労働者1人あたり 60万円
短時間労働者1人あたり 40万円
※支給対象となる労働者は10名を上限
↓
④目標達成助成の支給申請
雇用管理改善計画の開始日から3年経過後に生産性要件を満たし、離職率の目標を達成した場合
労働者1人あたり 15万円
短時間労働者1人あたり 10万円
働き方改革で雇用改善を図りたいとお考えの場合、ご検討されてはいかがでしょうか。
詳しくは、厚生労働省HPをご覧下さい。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000199313_00001.html