今でこそ・・・
今でこそ当然のように社会保険や労働保険の電子申請を行っていますが、最初は全く???でした。
「電子申請をする為には、何をどうすれば良いのだろう?」
ちょうどソフトメーカーの説明会が金沢で有ったので参加しました。
電子認証から電子証明書を取得して、電子申請が始まるようですが、分ったような、分らないような・・・ これは考えているよりも、今やるかやらないかのどちらかだと思い、 直ぐに来る電子申請の時代に対応して行きたいと思いました。
まず始めるためには、電子申請の環境が必要でした。 電子申請用のソフトと電子証明書です。我が社はITにとても理解が有ったので、ソフトの購入や電子証明書など直ぐに対応して貰えました。(^_^)b
電子証明書は、社会保険労務士と、その社会保険労務士に業務を依頼する企業側との2つが必要です。社会保険労務士の電子証明書はすでに取得済みだったので、残るは企業側の電子証明書です。
いきなり顧問先の企業に、電子証明書を取ってくれと依頼する自信が無かった私は、まず、自分の勤務先である税理士法人川中経営で電子申請の実験、もとい、体験をしようと、税理士法人川中経営の電子証明書を取得してもらうこととしました。
法人の電子証明書は、所轄の法務局に登録します。 電子認証ソフトで、登録する電子証明書を作成し、フロッピーディスクに納め、申請書、印鑑カード、手数料(1年間で(!o!)オオ! 7,900円)を握りしめました。
さぁ!準備が整ったので、法務局に行き電子認証の手続き開始です。 局でも初めてのようで、認証の対応に二人かがりで時間もかかりました。やっとの事で電子認証が完了できたのですが、これで終わりませんでした(-.-)。
電子申請には電子証明書が必要です。が、法人の場合、この電子証明書は法務局からもらうのではなく、電子申請により法務局から発行されたシリアル番号を、インターネットを通じて登録することにより、認証登記所より取得出来るのもの・・・???よく分からないまま会社に戻り、電子認証ソフトを立ち上げて・・・。
「証明書は有効です」
と、説明書と同じ画面が出てきたのでホットしました。無事、電子証明書が取得できたようです。
いよいよ電子申請のスタートです。
(高井すみ子 2005年記)
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