【アベノミクス 期待と懸念】
・安倍内閣は危機突破内閣と宣言し、経済政策を最優先し、「三本の矢」を掲げた。
○大胆な金融政策 ○機動的な財政政策 ○民間投資を呼び起こす 成長戦略だ。
・日銀にも２％の物価上昇をせまり共同声明を出した。
・安倍と経済学「エコノミクス」を合わせた「アベノミクス」と呼ばれる。
・このところ円安が進み株価が上がっている。
世界のかね余りが一斉に東京市場に流れ込み、
２月８日の東証１部１７００社の株式時価総額は３３０兆円を超え、
株価はこの３ｶ月で３１％も上がった。
だが、ヨーロッパから「為替操作」との批判もでてきた。
・国の借金はすでにＧＤＰの２倍を超え世界一の借金国だ。
・補正予算と合わせ１５ｶ月予算では１００兆円をこす大規模支出で、
３月末では国債残高は７５０兆円となる。
・株が上がり円安が進み景気は上むいたが、庶民の暮らしは急には良くならない。
消費税は１０％に上がり物価も上がる。消費が伸びずに実体経済は落ち込んだまま。
国の税収も増えず、財政赤字はますますひどくなる。こんな結果にならないか懸念の声もある。
・「あべのミス」にならないように祈りたい。－詳しくは「専門店・３月号」に－
【川中 清司】
