師走。
押入れの掃除をしようとゴソゴソ始めるやいなや、見覚えのない箱を発見。
開けてみると十数年前からの年賀状が入ってました。
何度か引っ越しをした為か掃除をするとすっかり忘れていたものに出会えます。
(ただ整理整頓が下手なだけかもしれないけど…)
なつかしく思いながら見てみると、今もつきあいがある人のもあれば音信不通の人のもありました。
そう言えば学生の頃、実家の友達に全然連絡をしなかったため「仲野は自殺した!」なんてとんでもない噂を広められていた。
友達ほどこわいものはない。まったく失礼極まりない話だ。
そんなことを思い出しながら年賀状をみていると、学生時代の恩師からのものに手が止まりました。
「今日より若い日はない」
おっしゃるとおりでございます。
時間は止まることもなければ戻ることもない。
時がすすむのは万人に共通、それをどう感じるのかは人それぞれ。
毎日の過ごし方、考え方で充実感を得られるのは自分次第…。
後悔のない人生をおくりたいものだ。
思いにふけっているうちにいつのまにか外が暗くなっていた。
たしか掃除をしていたような気がするんだけど…
まっ、次の休みでいっか。
あれっ、これでいいのだろうか??
【仲野照代】