豆餅作り
 
毎年この時期になると豆餅を作ります。
もちろんお店に行けば買うことができますが、いっぱい食べたいということと、
親戚、知人、友人にもあげたいということから、自分で作っています。
作り始めてからもう20年以上なると思います。
 
作り方は、餅つき機にもち米を入れ、スイッチを入れ、後は機械の羽が回ってもち米を混ぜ始める。
もち米が丸くなり始めたら蒸した黒豆を投入し、きれいに丸くなれば完成。
 
つきあがったら豆餅を「もろぶた」と呼ばれるプラスチックの箱に移しますが、
「餅切り機」で切れる最適の大きさにするために、木材の角棒を入れます。
 
二晩寝かせてから、「餅切り機」で豆餅を切っていきますが、
この「餅切り機」の裏にはなんと、昭和36年1月31日 850円と書かれていました。
 
私の親父は後で何かの参考になるため、購入時期、購入金額等を記載する癖がありました。
 
親父もこの「餅切り機」で豆餅を作っていたんだ、と思うと感慨深くなります。

【田畑武紀】