-由利公正の足跡ー

由利公正は福井藩士で、生糸などの生産を振興して長崎で生糸などを貿易し、

藩財政を立て直した。

明治維新の立役者として活躍し、坂本龍馬が新政府への参画を求めて福井に来て会談。
その後、「五箇条の御誓文」草案をつくり、日本人初の全国通用紙幣の太政官札を発行して、
新政府の財政を支えた。

明治政府の参与となり財政を担当する。初代の東京府知事となり貴族院議員もつとめた。

恒例のさわやかグループの夏期講座は、「由利公正の足跡」がテーマ。
8月25日午後3時からグランディア芳泉で開かれる。

【川中 清司】