平成27年、新しい年の初めに思う。経営者は前向きに進まなければならない。
地場産業はもうだめだなどと、落ち込んでいてはならない。
アベノミクスは地方に及ばないなど、文句を垂れるより、自らの姿勢を正すことだ。
現に、福井県の産業は確実に新しい時代に向かって進んでいる。
・せんい→炭素繊維に進み、航空機エンジンに
・めがね→医療器具から三次元3Dプリンターに
・漆器→電子レンジ対応のお椀、洗浄機にも対応
・越前焼き→3Dに活用
人口80万人、工業出荷高2兆円、4人以上の企業は3千に及ぶ。
今こそ地場産業の夜明けだ。
少年のころ、新年の書き初めをした。子どもなりに一年の抱負を抱いたものだ。
米国でも多くの経営者はニューイヤーズ レゾリューション(新年の抱負)を表明する。
今こそ経営者は企業の進路を社員に指し示すめきだ。
何よりも自らを鼓舞する気迫が必要だ。
【川中清司】