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 今月初め頃、久しぶりに家の縁側に出てみると、庭の片隅にある柿の木が目に入りました。実が沢山なったその木は、秋晴れの青い空に綺麗に映えていました。
 普段、その木の存在を忘れていましたが、この時ばかりは風流だと思いました。しかし家族は、もうその木を切るつもりとの事。途端に、今まで気に留めていなかったくせに、寂しい気持ちになりました。ずいぶんと調子が良いことですね。
 【加藤 舞】