家庭と仕事を両立する労働者を支援する事業主への助成金である

「両立支援等助成金」

こちら、毎年の状況に合わせて少しずつ変更されて来ました。

現在は新型コロナウィルス感染症の影響も大きく、それに対応した

特例を設けた助成金となっています。

今回はそちらもふまえて、各コースの概要のみお知らせします。


●出生時両立支援コース(子育てパパ支援助成金)

男性労働者の育児休業もしくは育児目的休暇取得の支援を行う事業主に対する助成金

育休取得(人数および取得日数により変動)→最大57万円

育児目的休暇の導入・利用        →28.5万円


●介護離職防止支援コース

労働者の円滑な介護休業の取得・復帰に取り組む事業主に対する助成金

介護休業(取得時及び復帰時)   →各28.5万円

介護両立支援制度の導入・利用   → 28.5万円

新型コロナウィルス感染症対応特例 →最大 35万円


●育児休業等支援コース

育児休業の円滑な取得・復帰支援を行う事業主に対する助成金

育児休業(取得時及び復帰時)   →各28.5万円

代替要員確保           → 47.5万円

職場復帰後支援          → 28.5万円

新型コロナウィルス感染症対応特例 →1人 5万円(10人まで)


●不妊治療両立支援コース

不妊治療のために利用可能な休暇制度等の環境整備等に取り組む事業主に対する助成金

環境整備・休暇の取得等(5回以上)→   28.5万円

長期休暇(連続して20日以上)  →1人 28.5万円(5人まで)


●女性活躍加速化コース

女性労働者が出産や育児等を理由に退職することなく、能力を高めつつ働き続けられる職場環境の整備に取り組み、状況把握や課題解決を経て取り組みの数値目標を達成した事業主に対する助成金        → 47.5万円


●新型コロナウィルス感染症に関する母性健康管理措置による休暇取得支援コース

新型コロナウィルス感染症に関する健康管理措置として、休業が必要な女性労働者に有給の休暇を20日以上取得させた事業主に対する助成金  →28.5万円


詳細な要件等については、下記厚生労働省ホームページをご確認下さい。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/ryouritsu01/