予定が狂う事はあるとしても、今年は狂い方は、もう。
予定では、昨年の雪辱を果たすべく経験値と体力を積み上げているはずが…ゼロ。


昨年9月、上高地へ行って来ました。
観光地、ですよね、沢山のバスが駐まっていました。
でも、我々の移動手段は自転車、金沢から。
『アタック上高地』というイベントでした。


『乗鞍』へ行った経験から、往:11時間、復:7時間の予定でなんとかなるかな…と思っていたのですが、上高地もまた強敵でした。

上高地って盆地、なのですよね。
思いっきり登って、ぐっと下って到着。
だから帰るにはもう一回登らないといけない。
この写真はそんなことを思わずに、『やった~登り切った~安房峠クリヤ~』と心底喜んでいる絵です。


好天に恵まれ過ぎ、
いきなり出現した激坂に負けて脚をつき、
ここで引き返したら楽だよね~(帰りは下りですから)とか思いながらも
仲間に励まされ、なんとか上高地へ。
(半袖・短パン・汗まみれ、我々、きっと、周囲から浮いてましたね。)


上高地を出て、再度安房峠にたどり着いたのは出発から12時間半経過後。
なんとか時間内に生還できる…と、一安心。


再度金沢に到着したのはそこから更に8時間経過後。
今回の300kmサイクリングの制限時間の30分前の事でした。


楽しかった。
ヘロヘロになりましたけれど、楽しかった。
でも、もっと余裕を持って走りたい、
来年もこのコースが有るのなら雪辱戦だ…。


と、思ったのですが、今年は予定が大幅に狂って。


雪辱戦は来年に持ち越し、です、きっと。


【川中重司】