2014年11月編 川中洋子

 先日、息子のピアノの発表会がありました。
そのような機会が年に2,3回あるのですが、いつも決まって困ることがあります。

それは、足のサイズが著しい成長を遂げるため、ついこの間、
購入した靴(ローファー)が履けないということです。
当日、サイズが合わないことに気づき、汚れたスニーカーを履いて出場したことも数回・・・。

 今回も、やはり、サイズが合いませんでした。

もっと前に確認しておけばよかったのですが、前日の晩に発覚。
今回の発表会は、お友達との連弾での出場のため、
1人だけ汚れたスニーカーという訳にはいかず、
当日慌てて、靴屋に寄ってから会場へ向かうことにしました。

  これまで、靴屋では、いつも子供売り場に置いてあるローファーを購入していました。が、
連弾相手のお母さんから「うちは大人用の靴を履かせているよ」との情報をいただき
今回は、メンズ売り場へ直行。

 すると、皮が柔らかくて、デザインも多種多様、しかもお手頃値段の靴がいっぱい!!
履けるのかしらと不安げに試着させると、25センチ、履けました!!
しかもローファーに比べ柔らかい素材のため、足が若干大きくなっても大丈夫そうな感じです。

 即購入し、ピカピカの靴を履いて、無事、連弾出来ました。
会場を後にする息子の背中と靴をみて、大きくなった喜びと少しだけ寂しさを感じました。

 また、視点を変えてみることの大切さにも気付きました。感慨深い1日となりました。

【川中洋子】